特徴
時期 | 7月下旬~8月(梅雨~夏) |
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生息地 | ブナなどの広葉樹林の地上 |
傘(表面) | 幼菌時はややビロード状で暗褐色から淡褐色。成長すると黄褐色から緑がかった淡褐色。 |
傘(裏面) | ヒダはなく管孔になっている。幼菌時は白いが、成長するにつれて黄色くなる。 |
柄 | ツバはなく、網目模様がある。 |
似ているきのこ
・ドクヤマドリ(毒)
ヤマドリタケモドキと同じイグチ科の毒きのこ。標高1,500以上の亜高山帯針葉樹林に生息する。
見分けるポイントは柄。ヤマドリタケモドキは網目模様があるが、ドクヤマドリにはない。
・ニガイグチ
強い苦みを持つニガイグチ科のきのこで無毒。
個人的に成長したヤマドリタケモドキと見分けるのが非常に難しいきのこである。一応管孔の色で判断する。成長したニガイグチの管孔はピンクがかったベージュ。
採取後に下処理
- 水洗いして、きのこについている土やゴミを落とす
- 塩水に30分ほど漬けて虫出しをする
- 傘と柄に分けて、それぞれ薄く切る
- ざるに並べて天日干しにする。2日程度で乾燥する
- 乾燥したものはジップロック等に保存する