
久しぶりの投稿です。
この一か月ほど、資格試験の勉強に追われていました。仕事を終えてから机に向かう日が続き、気がつけば季節はすっかり秋。朝晩は少し冷え込み、温かいものが恋しい季節になりました。
秋になると、我が家の食卓には煮込み料理が増えてきます。「筑前煮」に「鶏肉の塩煮込み」、それから少し香辛料を利かせた「台湾風煮込み」。どれも我が家ではすっかり定番になりました。
けれど、この日は味噌味の料理で一杯やりたい気分でした。
そう思ったとき、真っ先に浮かんだのが「ごぼう」です。
個人的に、味噌煮込みにごぼうは欠かせないと思っています。あの土っぽい独特の風味が加わるだけで、煮込み料理はぐっと秋らしくなる気がします。
今回は、そんなごぼうと鶏もも肉を主役に、人参とこんにゃくを加えて、じっくり煮込んでみました。
鶏ごぼう味噌煮込み
材料(3~4人分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 鶏もも肉 | 2枚 |
| ごぼう | 1/2枚 |
| 人参 | 1本 |
| ねぎ(トッピング用) | 適量 |
| (A)水 | 500cc |
| (A)味噌 | 大さじ4 |
| (A)醤油 | 小さじ1 |
| (A)みりん | 大さじ2 |
| (A)日田醬油天然だしの素 | 小さじ1 |
| にんにく | 2片 |
| にんにく(すりおろし) | 1片 |
作り方
- まずは下ごしらえから。ごぼうは斜め薄切りにし、水にさらしておく。人参は小さめの乱切りにする。こんにゃくはスプーンを使い、小さめの一口大にちぎる。
- 人参とこんにゃくを1分ほど下茹でする。取り出したら、同じ鍋で鶏もも肉も1分ほど下茹でする。
- 鍋に下茹でした鶏もも肉とごぼう、(A)、包丁の腹でつぶしたにんにく2片を入れる。蓋をして、弱火で30分ほどじっくり煮込む。
- 人参とこんにゃくを加え、今度は蓋をせず、弱火でさらに30分ほど煮込む。(煮汁に少しとろみをつけるイメージで煮込む)
- 鶏肉がやわらかくなったら、お玉などを使って食べやすい大きさにほぐす。仕上げにすりおろしたにんにくを加え、ひと煮立ちさせたら完成!
感想
味噌をしっかり利かせた濃いめの煮汁に、鶏肉とごぼうがよく合います。鶏肉から出た脂と旨味が味噌に溶け込み、そこにごぼう特有の土っぽい香りが重なります。
鶏肉は一時間ほど煮込んだことで、箸でほぐれるほどのほろほろの食感に。こんにゃくには味噌の旨味が染み込み、人参の甘みは、濃いめの煮汁の中でちょうどいい箸休めになっていました。
そして、最後に加えたすりおろしにんにく。これがあるおかげで、ただ優しいだけの味にはなりません。最初から煮込んだにんにくは角が取れ、煮汁の中にすっかり溶け込んでいます。一方、仕上げに加えたにんにくにはまだ少し鋭さが残っている。この二段使いが思った以上に効きました。
鍋から立ちのぼる味噌とごぼうの匂いを嗅いでいると、「ああ、秋になったな」と思います。
そして食べながら、もうひとつ思いつきました。これだけ土の香りを持つごぼうと相性がいいのなら、同じく土っぽい風味を持つハナイグチを入れても、きっと合うはずです。味噌と鶏の旨味をたっぷり吸ったハナイグチを想像すると、これは試さずにはいられません。
これから、いよいよハナイグチのシーズンが始まります。秋の楽しみが、またひとつ増えました。


















