諏訪部の採取記録~山菜・きのこ・釣り~

田舎で山菜やきのこを採ったり、釣りしてます。

こごみと鶏肉の味噌炒め/令和6年4月22日

先日採ってきたこごみ。

おひたし以外のレシピを調べると、豚肉と一緒に味噌で炒めるというものが数件ヒット。

これは美味しそうだと試してみることに。

こごみについて・・・

名称:くさそてつ(ウラボシ科)

時期:4月下旬~5月上旬

特徴

・不活性食物繊維が豊富で便秘&腸内環境改善が見込まれる。またカリウムも豊富に含まれており、高血圧予防に。その他に抗酸化物質のβカロテンも豊富に含まれている。

・アクが少なく、非常に食べやすい。

・数本が1株となってまとまり群生する。採る時は来年のために1株全部採らずに、1、2本残すこと。

茎も太く、深緑色した立派なこごみ

こごみと鶏肉の味噌炒め

材料

鶏もも肉...1枚

こごみ...10本程度

ねぎ...1本

(A)

味噌...大さじ2

みりん...大さじ1

砂糖...小さじ1

酒...大さじ1

 

作り方

①下準備

鶏もも肉は1口サイズ、こごみは5cm程度に切る。

ねぎは少し厚めの斜め切りにする。

(A)の調味料は混ぜておく。

 

②材料を炒める

フライパンに油を敷き、鶏もも肉を炒める。火が通ったらこごみとねぎを入れる。

 

③調味料を加える

こごみとねぎに火を通ったら、弱火にし、(A)を加える。

中火にし、少し煮詰めてとろみがついたら完成

まとめ

濃い目の味付けとこごみのさっぱりとした風味が合って美味しかったです。癖が少ないこごみだからいろいろな料理に活用できます。他のレシピも試してみたいです。こごみはあっという間に成長するので、早く採りに行かなければ。

タラの芽おにぎり・天ぷら/令和6年4月21日

4月下旬になり、私が住む地域も本格的な山菜シーズンに入りました。

山に入ると、立派に育った山菜たちがお出迎え・・・

食べごろのタラの芽

太くて立派なこごみ

この日の収穫物 タラの芽・こごみ・シドケ

今日の記事は、タラの芽を使ったおにぎりと天ぷら

タラの芽について・・・

名称:タラの芽

時期:4月下旬~5月上旬

特徴

・言わずと知れた”山菜の王様”

・油脂やたんぱく質が豊富で栄養価が高い

・ほくほくとした食感と山菜特有の苦みが絶品

・木には棘が生えているため、採るときは手袋が必須

 

下処理

はかまを取り除き、2分程度下茹でする。

(天ぷらにする場合は、下茹で不要)

 

タラの芽のおにぎり・天ぷら

天ぷらはレシピもなし。コツのいらない天ぷら粉で揚げるだけ。

 

材料

タラの芽…2つ(少し芽が伸びたもの)

ごはん…お茶碗2杯分

だしの素…小さじ1

ごま油…少々

塩…少々

 

作り方

タラの芽は細かく刻む。他の材料を混ぜて握る。これだけでとても美味しいです。

タラの芽おにぎり・天ぷら・こごみのおひたし

感想

今年初のタラの芽!王道の天ぷらとおにぎりで食べましたが、やっぱり美味しい!!

他のレシピも試してみたいところ。

来週にはコシアブラも採れるだろうから、そっちも楽しみです。

甘草のおひたし/令和6年4月14日

私の住む地域では、ふきのとうシーズンが終わるとかたくりと甘草のシーズンが始まる。今回は甘草について。

甘草とは・・・

名称:甘草(ユリ科

時期:4月上旬~中旬

特徴

・河川敷に大量に自生する。

・苦みやえぐみなど山菜特有の癖もなく非常に食べやすい

・厳密にはノカンゾウヤブカンゾウに分けられるが、若芽の状態では見分けれることができないが、どちらも食べることができる。

間違えやすい毒草:特になし

 

10分程でこれだけ収穫できました

下処理について

葉が重なる部分に砂が入っていることがあるため、その部分に注意して、水洗いする。沸騰したお湯で1分程度茹でる。

甘草のおひたしについて

下処理した甘草に好きな調味料をかけて食べるだけ。それだけで十分美味しいです。私のおすすめは醤油+マヨネーズ

これは山菜全般に言えることですが、山菜のおひたしとマヨネーズの相性は最強です。

前回収穫したかたくりのおひたしも一緒に

まとめ

今回は甘草をおひたしで食べましたが、癖がなくて本当に美味しかったです。メインのおかずにはならないけども、ついつい摘まんでしまう1品でした。次は天ぷらも食べたいところ。

かたくりの煮物/令和6年4月13日

今日は先日採ってきたかたくりで一品

私の住む地域では、ふきのとうが終わるとかたくりやかんぞうが顔を出します。この季節に食べることができる、数少ない山菜。

かたくりとは・・・

名  前:かたくり(ユリ科

採取時期:4月上旬

特  徴

・花は赤みを帯びた紫色、葉は緑色の地にまだら模様が入っている。

・味はほんのり甘みを感じる。

・生食をする場合は、食べ過ぎに注意!お腹を壊してしまう。

・たくさん食べる場合は、一度干したものを食べること。

保存方法:さっと茹でたもの天日干し、乾燥させて保存する。

間違いやすい毒草:特になし

下処理について

沸騰したお湯でサッと茹で、ざるに広げて、2日間ほど天日干しにする。食べるときには、沸騰したお湯で1分ほど茹でて、冷水にとり、そのまま一晩つけておく。

 

2日間天日干しにするとこの通り

かたくりの煮付け

材料

・かたくり(水で戻したもの)...150g

・にんじん...1/3本

・油揚げ...2枚

(A)

・出し汁...200g

・醤油...大さじ2

・みりん...大さじ1

・砂糖...大さじ1

 

作り方

①下準備

にんじんは千切りに、油揚げは半分に切って短冊切りにする。

 

②材料を煮る

鍋に油を入れて①を1分程度炒める。続いて(A)を加えて、7~8分程度煮る。

最後にかたくりを加えて2分程度煮たら完成

 

見た目通りの地味~な地味~なおかずですが、優しい味。

ふきのとうとベーコンのアヒージョ/令和6年4月8日

 

カタクリとふきのとう採り

この日はカタクリを採りに山へ行きました。

 

目的のカタクリは見つけることができたのですが、食べごろのふきのとうも見つけたので、どちらも収穫して帰宅。



カタクリは天日干しして煮物にするので、後日別の記事で

 

この日の晩酌は”ふきのとうとベーコンのアヒージョ”で

 

材料

今回は直径20cmのスキレットを使用

・ふきのとう...10個

・ベーコン...200g

ベビーチーズ(クリーム入り)...3個

・にんにく...3片

・オリーブオイル

・パセリ(あれば)

 

〆のペペロンチーノ用

・パスタ1.7mm(8分茹でタイプ)...100g

コンソメ...小さじ1

 

作り方

①下準備

ふきのとうは根元と外側の葉の黒ずんでいる部分を取り除く。

にんにくは薄皮をむき、包丁の腹で軽く押しつぶす。

 

②にんにくの香りを出す

スキレットにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火にかけ、にんにくの香りを出す。

 

③具材を投入する

にんにくの香りが出たら、ベーコンとふきのとうを入れ火を通す。

最後にベビーチーズを入れて、パセリをかけて完成


お供のお酒は、ヤッホーブルーイング社のインドの青鬼

山菜と組み合わせるならやっぱりこれ!

 

④〆のペペロンチーノ

オリーブオイルが余っているようであれば、水400~500mlを入れて、沸騰したらコンソメ、パスタを入れて8分茹でて完成

途中水が足りないようであれば、適宜足してください。

 

やっぱりふきのとうの一番美味しい食べ方はアヒージョ!

 

次回は今回採ったカタクリを煮物で!これは地味~地味~なおかずになる

ふきのとうとホタルイカのペペロンチーノ/令和6年3月17日

今日は先日採ってきたふきのとうと、同じく春の味覚、ホタルイカを使ってペペロンチーノを作りました。

材料

・オリーブオイルに漬けたふきのとう(好きなだけ)

ほたるいか(ボイルされたもの)(好きなだけ)

・ベーコン…50g

・パスタ(8分茹でタイプ)…100g

・にんにく…2片

・オリーブオイル…大さじ1

・水...400㏄

・塩…適量

 

※オリーブオイルはふきのとうを漬けたものを使用

 

作り方

①下準備

 にんにくをスライスする

②ソース作り

 フライパンにふきのとうを漬けたオリーブオイルとにんにく、ベーコンを入れ、にんにくの香りが出るまで弱火で加熱する。香りが出てきたら、水とコンソメを加える。

③パスタを茹でる

 沸騰したらパスタを入れる。その後中火にし、水の残り具合を見ながら、火力を調整する。水分が足りないようであれば適宜加える。

④ふきのとうとホタルイカを加える

 茹で時間残り1分でふきのとうとホタルイカを加え、混ぜ合わせ、塩で味を調えて完成。お好みで黒コショウもどうぞ。

 

余ったふきのとうでピザも作りました。 

 

ペペロンチーノはふきのとうとホタルイカの苦みが最高!大人の味って感じ!!

 

今回合わせたお酒は”キリン スプリングバレー豊潤”

前回のインドの青鬼同様、華やかな香りのビールとの相性は◎

 

これまではふきのとう=和食だったけど、洋食との組み合わせも抜群なことがわかりました。次は何作ろうかな。

 

 

 

ふきのとうと蛤のアヒージョ/令和6年3月15日

初めまして、諏訪部と言います。趣味の山菜・きのこ・釣りについて、備忘録も兼ねてブログを始めました。

 

 

 

ふきのとう採り

さて、今日は早春の山菜ふきのとうについて。こいつが見え始めると、春の訪れを感じるとともに、山菜採りのシーズンが始まったとウキウキします。

 

私の住む地域では、例年3月下旬になると雪の下から顔を出し始めます。しかし、今年は雪も少なく、SNSでも発見報告があったので、少し早いですが探しに行きました。

 

いつものポイントに行ってみると、食べごろサイズが顔を出している。

 

15分程度で収穫完了。

 

帰ってきたら、さっそくふきのとうの下処理。

 

今回はアヒージョにするため、泥を落として、黒ずんだ葉を取り除くだけ。

 

ふきのとうと蛤のアヒージョ

そして今晩のメニューは”ふきのとうと蛤のアヒージョ”

 

準備するものは

・ふきのとう

・蛤

・にんにく

・鷹の爪

・オリーブオイル

 

作り方は

スキレットなどにスライスしたにんにく、鷹の爪、オリーブオイルを入れ、弱火にかける。

② にんにくの香りが立ってきたら、蛤とふきのとうを加えて、煮る。

③ 具材に火が通ったら、塩を加え、味を調えて完成。



味はもう最高でした。ふきのとう特有のつよい苦みも抑えられて食べやすくなり、箸が止まらない。あっという間に完食。残ったオリーブオイルは〆のペペロンチーノに活用。ふきのとう風味のペペロンチーノもとっても美味しかったです。

 

今回合わせたお酒は、”ヤッホーブルーイングのインドの青鬼”

どちらも苦みが特徴だけど、これがピッタリ!

 

ふきのとうのアヒージョ、予想以上に美味しかったから、これはまた採りに行かなければ。