諏訪部の採取記録~山菜・きのこ・釣り~

田舎で山菜やきのこを採ったり、釣りしてます。

生ピーマンとボロネーゼ風

生ピーマンとボロネーゼ風

福岡名物として知られる「パリパリピーマン」。我が家では家族みんなの大好物で、子どもたちは本気で「ピーマンの肉詰め」と呼ぶほど、すっかり定番の料理になっています。ちょうど家庭菜園のピーマンも次々と実をつけ始め、毎日のように収穫できるようになりました。
さて、このお気に入りの料理を見ながら「この組み合わせは、パスタにも応用できるのではないか」と思いました。肉の旨みをたっぷりまとわせたボロネーゼ風のソースに、生のピーマンを合わせたらきっと美味しいパスタになるのではないか。そんな思いつきから作ってみたのが、このパスタです。

生ピーマンとボロネーゼ風

材料(1人分)

材料 分量
合挽肉 100g
ピーマン 3個~5個
玉ねぎ 1/4個
椎茸 1個
生姜 1/4個
パスタ 100g
(A)ケチャップ 大さじ1/2
(A)日田醤油「天然だしの素」 大さじ1/2
(A)水 400cc
醤油 小さじ1/2
味噌 小さじ1/2

作り方

  • まずは下ごしらえ。玉ねぎと生姜はみじん切りにする。椎茸は5mm角に切る。ピーマンは縦半分に切って種を取り、3時間ほど冷蔵庫の中で水にさらしてから横向きに細切りにする。
  • フライパンにサラダ油(分量外)を熱し、合挽肉を加えて中火で焼き色が付くまで炒める。
  • 肉にしっかり焼き色が付いたら、玉ねぎ、椎茸、生姜を加え、さらに炒める。
  • (A)をすべて加えて加熱し、沸騰したらパスタを加える。袋の表示時間を目安に茹で、水分はちょうどなくなるよう調整する。
  • 茹で上がったら、用意しておいたピーマンの半量を加えて全体を混ぜ合わせる。
  • 器に盛り付け、残りの生ピーマンをこんもりとのせれば完成!

感想

狙い通り、生のピーマンがいい仕事をしてくれました。初めに肉の旨みが詰まった濃厚なソース。そこへシャキッとしたピーマンの食感と苦みが重なります。ピーマン好きにはたまらない一皿になりました。今回は一人分にピーマンを3個使いましたが、5個使っても問題ないと思います。
家庭菜園のピーマンはまだまだこれからが本番です。定番の「パリパリピーマン」から始まった発想でしたが、思いがけず新しい我が家の定番候補がひとつ増えました。

茄子と豚肉のバジル炒め

茄子と豚肉のバジル炒め

バジルと聞いて真っ先に思い浮かぶのは、やはりジェノベーゼをはじめとしたイタリア料理ではないでしょうか。けれど我が家では少し違います。夏になると何度も食卓に並ぶのは、台湾料理の「三杯鶏」です。醤油をベースにした甘辛い味付けに、最後に加えるたっぷりのバジル。常備菜として毎週のように作っていますが、あまりの美味しさに次の日にはなくなってしまいます。

suwabesaisyu.hatenablog.com

この「醤油とバジル」の相性の良さは、きっと他の料理にも応用できるはず。そう思って調べていると、台湾にはナスとバジルを炒める家庭料理があることを知りました。それなら、豚肉を加えれば、立派な主菜になるのではないか。そんな発想から生まれたのが、この一皿です。

ナスと豚肉のバジル炒め

材料(2人分)

材料 分量
なす 1本
玉ねぎ 1/4個
豚肉(生姜焼き用) 150g
バジル 30g
生姜 1/2片
小麦粉 大さじ1
(A)水 50cc
(A)醤油

大さじ2

(A)酒 大さじ2
(A)砂糖 大さじ1
(A)オイスターソース 大さじ1
山椒、一味唐辛子 お好みで

作り方

  • まずは下ごしらえ。ナスは一口大に切り、10分ほど水にさらしてアクを抜く。豚肉は細切りにして小麦粉をまぶす。玉ねぎはみじん切り、生姜は千切りにし、(A)はあらかじめ混ぜ合わせておく。
  • ナスは少量の油(分量外)で皮目から焼き、全体がふっくらするまで炒めたら一度取り出す。
  • 同じフライパンに少量のサラダ油(分量外)を熱し、生姜を炒める。香りが立ったら豚肉を加え、火が通るまで炒める。
  • 玉ねぎを加えて透き通るまで炒めたら、ナスと(A)を加えて全体を絡める。
  • 最後にバジルを加え、さっと炒め合わせれば完成!

感想

今回は素麺にたっぷりとかけていただきました。ひと口食べると、まずナスにしっかり染み込んだ甘辛い醤油だれの旨みが広がり、そのあとを追うようにバジルの爽やかな香りがふわりと鼻へ抜けていきます。豚肉を加えたことで満足感も十分です。そして美味しいタレをたっぷり吸った素麺がとても美味しいです。
醤油とバジル、今年の夏は、この組み合わせを軸に、もう何品か新しい料理を試してみたいと思います。

ふきのとうレシピまとめ|諏訪部の採取記録【随時更新】

このブログを書き始めて、気づけば3年目になりました。
山菜を採って、料理を作り、記事を書き続けるうちに、レシピも少しずつ増えてきました。今回は私が最も好きな山菜「ふきのとう」について。苦みも香りも個性的で、合わせる食材によってまったく違う表情を見せてくれるのが、ふきのとうの面白いところ。今回は、その中でも特におすすめしたいレシピをまとめてみました。

ふきのとうとベーコンのアヒージョ

ふきのとうとベーコンのアヒージョ

我が家で不動の人気を誇る、No.1ふきのとうレシピです。
ふきのとうのほろ苦さ、ベーコンの旨み、そしてとろけたチーズのまろやかさ。それぞれの個性が絶妙なバランスで重なり合い、これを食べると「今年も春が来たな」と感じさせてくれる一皿です。合わせるなら、ぜひ「インドの青鬼」を。苦みの強いビールですが、ふきのとうの風味をさらに引き立ててくれます。

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ふきのとう肉味噌

ふきのとう肉味噌

油をしっかり使うことで苦みがほどよく和らぎ、ご飯が止まらなくなる味わいに仕上げています。「ふきのとう味噌は少し苦手…」という方にも、ぜひ一度試していただきたいレシピです。炊きたての白いご飯との相性は言うまでもありません。

レシピはこちら

ふきのとうバター

ふきのとうバター

ハーブバターから着想を得て生まれた、お気に入りのアレンジレシピです。バターの濃厚なコクのあとから、ふきのとうの爽やかな香りがふわりと鼻へ抜けていきます。特にステーキとの相性は抜群で、春ならではのごちそうに仕上がります。

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ふきのとう豚キムチ

ふきのとう豚キムチ

「これは合うのだろうか」と半信半疑で作った一皿でしたが、予想を大きく上回る美味しさでした。
パンチのあるキムチに、ふきのとうのほろ苦さが加わることで、いつもの豚キムチがぐっと奥行きのある味わいになります。ご飯はもちろん、ビールとの相性も抜群です。

レシピはこちら

キュウリと卵の生姜炒め

きゅうりと卵の生姜炒め

今年の家庭菜園で最初に収穫できたのはキュウリでした。しかも今年はやたらと採れる。思い返せば、春先の土づくりには例年以上に力を入れました。その成果なのかもしれません。理由はともかく、たくさん採れるのはありがたいことです。
さて、このキュウリ。いつもなら味噌をつけてかじるか、漬物にするかが定番です。けれど、これだけ収穫できると少し違う食べ方も試してみたくなります。
そこで思い付いたのが卵炒めでした。中華風にするならオイスターソースが間違いないのでしょうが、それでは少し面白くない。もうひと工夫できないかと考えて浮かんだのが、鶏ガラスープと生姜の組み合わせです。生姜の風味が入れば、夏らしい軽やかな炒め物になるのではないか。そんな発想から生まれた一皿です。

キュウリと卵の生姜炒め

材料(2人分)

材料 分量
キュウリ 1本
豚肉切り落とし 100g
2個
生姜 1/3片
サラダ油 大さじ1
鶏ガラスープの素 小さじ1
適量

作り方

  • まずは下ごしらえ。キュウリは縦半分に切り、斜めの薄切りにする。卵は塩ひとつまみを加えてよく溶いておく。生姜は千切りにする。
  • フライパンにサラダ油大さじ1を入れ、強火で熱する。そこへ卵を流し入れ、半熟状になったら一度取り出す。
  • 同じフライパンに少量のサラダ油(分量外)を足し、生姜を炒める。
  • 香りが立ったら豚肉を加え、火が通るまで炒める。さらにキュウリを加え、食感が残る程度にさっと火を通す。
  • 最後に卵を戻し入れ、鶏ガラスープの素と塩で味を整えれば完成!

感想

想像していた以上に、キュウリが炒め物によく合いました。火を通したキュウリは初めて食べましたが、嫌な食感もなく、予想以上に美味しいです。そこへ卵のやさしい甘みと豚肉の旨みが加わり、どこか懐かしい家庭料理のような味わいに仕上がりました。生姜も狙い通りで、口に運ぶたびにふわりと香りが立ち上がり、全体をさっぱりとまとめてくれます。
家庭菜園のキュウリというと、生食ばかりになりがちです。しかしこうして炒め物にしてみると、まだまだ可能性がありそうです。今年は豊作の気配がありますし、しばらくはキュウリを使った新しいレシピをあれこれ試してみようと思います。

酒粕味噌だれのけいちゃん焼き

酒粕味噌だれのけいちゃん焼き

先日作った豚肉と揚げナスの酒粕味噌炒め。思いつきで作ったレシピでしたが、これが予想以上の出来でした。酒粕のまろやかさと味噌の旨みがうまく重なり、いつもの味噌炒めをひとつ上の料理に引き上げてくれた気がします。

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さて、この美味しいタレをナスだけで終わらせるのはもったいない。ほかの料理にも応用できないかと考えていて思い付いたのが、岐阜の郷土料理、けいちゃん焼きでした。
ただ今回は、お酒のつまみというよりも、ご飯のおかずを意識した仕上がりを目指しました。そのため甘さは少し控えめにし、さらににんにくを加えてパンチを持たせています。

酒粕味噌だれのけいちゃん焼き

材料

材料 分量
鶏もも肉 100g
キャベツ 1/4玉
もやし 50g
にんにく 1片
(A)酒粕 大さじ2
(A)味噌 大さじ2
(A)みりん 大さじ1
(A)醤油 小さじ1
(A)水 50cc
ラー油 お好みで

作り方

  • まずは下ごしらえ。(A)とすりおろしたにんにくを鍋に入れ、弱火で3分ほど加熱しながら混ぜ合わせる
  • 鶏もも肉は一口大に切り、作ったタレに30分ほど漬け込む。キャベツはざく切りにしておく。
  • フライパンを中火にかけ、タレごと鶏もも肉を炒める。表面に軽く焼き色をつけるようなイメージで火を入れる。
  • 鶏肉に火が通ったらキャベツともやしを加え、さらに炒め、野菜がしんなりしたら完成!

感想

今回は狙い通りの仕上がりになりました。前回の酒粕味噌炒めより甘さを抑え、にんにくを加えたことで、ご飯との相性がぐっと良くなっています。ひと口食べると酒粕のやさしいコクが広がり、そのあとを追うように味噌とにんにくの風味が押し寄せてきます。箸が止まらず、ご飯もどんどん減っていきました。
酒粕というと控えめな印象になりがちですが、この料理ではしっかり存在感を残しながらも、鶏肉や野菜をうまくまとめてくれています。特にキャベツとの相性がよく、甘みと旨みがタレによく馴染んでいました。途中でラー油をひと垂らしすると、また違った表情になります。酒粕のまろやかさの中に辛味が入り込み、一気にお酒にも合う味わいへと変化しました。こういう味変ができるのも楽しいところです。
思いつきから始まった酒粕と味噌のタレですが、どうやら想像していた以上に応用が利きそうです。酒粕といえば寒い季節の食材という印象がありますが、今年は夏の食卓でも活躍してくれそうな予感がしています。

茄子と豚肉の酒粕味噌炒め

茄子と豚肉の酒粕味噌炒め

豚肉とナスの味噌炒め。夏になると何度も食卓に登場する、私の大好きな料理のひとつです。旬のナスがたっぷりと味を吸い込み、ご飯が止まらなくなる。そんな安心感のある一皿です。

そして、もうひとつ私が繰り返し作っている料理があります。それが粕汁です。特にリュウジさんのレシピは本当によくできていて、これまで何度作ったことかわかりません。

酒粕の持つコクやまろやかさは、汁物だけでなく他の料理にも活かせるのではないか。そんなことを考えているうちに思い付いたのが、このレシピです。

いつもの味噌炒めに酒粕を加えたら、きっと奥行きのある味になるはず。半ば実験のような気持ちで作ってみました。

茄子と豚肉の酒粕味噌炒め

材料(2人分)
材料 分量
ナス 1本(大きめ)
豚肉切り落とし 100g
ねぎ 1/3本
(A)酒粕 大さじ2
(A)味噌 大さじ2
(A)みりん 大さじ2
(A)水 100cc
炒りごま 適量
大葉 5枚程度

作り方

  • まずは下ごしらえ。ナスは大きめの乱切りにし、10分ほど水にさらしてから素揚げする。豚肉は1分ほど湯通しし、冷水に取る。ねぎは斜め切りにする。
  • (A)を鍋に入れ、弱火で3分ほど加熱しながら混ぜ合わせておく。
  • フライパンに少量のサラダ油(分量外)を入れ、ねぎを弱火でじっくり炒める。
  • ねぎがしんなりしたら、素揚げしたナスと豚肉、合わせておいた調味料を加え、全体を弱火で軽く炒め合わせる。
  • 器に盛り付け、炒りごまと細く刻んだ大葉を散らせば完成!

感想

今回は文句なしの成功でした。もともと相性の良いナスと味噌の組み合わせに、酒粕が加わることで味わいにもう一段深みが生まれています。酒粕の風味は前面に出すぎず、味噌の角をやわらかく包み込みながら、全体に豊かなコクを与えてくれました。

特に素揚げしたナスとの相性は抜群です。煮汁を吸ったナスを頬張ると、味噌の旨み、酒粕のまろやかさ、豚肉の脂の甘みが次々と広がり、思わず箸が止まらなくなります。

家族からの評判も上々で、これも我が家の定番になりそうです。

前回のオイスターソース煮込みと同じく、家庭菜園のナスが収穫できるようになったら、また作りたい。それくらい気に入った一皿になりました。

豚バラ肉と揚げナスのオイスターソース煮込み

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ここしばらく仕事が立て込んでいて、山へ入る時間がなかなか取れませんでした。ようやく落ち着いた頃には、気づけば今シーズンの山菜もほぼ終盤。残るのは標高の高い場所のわらびやミズくらいでしょうか。
山菜の季節が終わると、次は家庭菜園の季節です。今年植えたのはトマト、ナス、オクラ、キュウリ、そしてバジル。畑はまだ小さな苗ばかりですが、これから日に日に大きくなっていく姿を見るのも楽しみのひとつです。収穫まではもう少し時間がかかりそうなので、今回はスーパーで買ったナスを使って煮込み料理を作ることにしました。

豚バラ肉と揚げナスのオイスターソース煮込み

材料

材料 分量
豚バラブロック 500g
ナス(大きめ) 1本
しいたけ 4本
チンゲン菜 1/3束
生姜 1/3片
(A)水 400cc
(A)醤油 大さじ1
(A)みりん 大さじ1
(A)オイスターソース 大さじ1
(A)鶏がらスープの素 大さじ1
(A)紹興酒 大さじ1
水溶き片栗粉 適量

 

作り方

  • まずは下ごしらえ。豚バラブロックは2〜3cm幅に切り、圧力鍋で加圧時間20分を目安に圧力調理する。ナスは大きめの乱切りにし、素揚げする。しいたけは2〜4等分に切り、生姜は千切りにする。
  • 鍋に豚バラ肉、ナス、しいたけ、生姜、(A)を加え、蓋をせず中火で15分ほど煮込む。
  • 煮汁の量が半分くらいになったら、水溶き片栗粉で好みのとろみをつける。
  • 器に茹でたチンゲン菜を添え、一緒に盛り付ければ完成。

感想

茄子が主役の煮込み料理といっても過言でもありません。素揚げしたことで煮汁をたっぷり吸い込み、噛むたびに肉の旨みとオイスターソースのコクがじゅわりと広がり、主役は豚肉なのかナスなのか迷ってしまうほどでした。もちろんお酒にも合いますが、それ以上にご飯との相性が抜群です。熱々のご飯に煮汁ごとかけて頬張れば、それだけで一食が成立してしまいます。
昨年、さまざまなナス料理を作る中で「ナスとオイスターソースは相当相性がいい」と感じていましたが、今回はその組み合わせの強さを改めて実感しました。
煮込み料理というと寒い季節のイメージがありますが、これは夏の煮込み料理といっていいでしょう。夏野菜が本格的に採れ始めたら、自家製のナスでもう一度作ってみたい。そんなことを思わせてくれる一皿でした。