諏訪部の採取記録~山菜・きのこ・釣り~

田舎で山菜やきのこを採ったり、釣りしてます。

【2025年版】三杯鶏/令和7年7月2日

【2025年版】三杯鶏

昨年、初めて三杯鶏という台湾料理を作ってみました。甘辛く煮た鶏肉とバジルを合わせた料理です。これがなんとも、日本人好みの甘辛い味付けで、とても美味しかったのです。そのときに書いた記事がこちら。

suwabesaisyu.hatenablog.com

もっとも、昨年はバジルは、家庭菜園の大葉で代用しました。それでも充分に美味しかったのですが、やはりいつかバジルで本場の味を再現したいと、心のどこかで思い続けておりました。今年はようやく家庭菜園のバジルも育ちまして、この機に、と再挑戦することにいたしました。
それに合わせて、昨年のレシピで少し変えたいところもあります。ひとつは、手羽元を鶏もも肉に変えることです。ご飯のおかずとして箸で食べやすいようにしたいと思ったのが理由です。そしてもうひとつは、砂肝を加えること。手羽元の骨まわりの軟骨をかじっておりました折、「砂肝を一緒に煮ても美味しいだろうな」と思いついたのでした。

三杯鶏

材料(2~3名分)

材料 分量
鶏もも肉 300g
砂肝 200g
バジル 30g
生姜 1/3片
唐辛子 1本
(A)醤油 50cc

(A)紹興酒(なければ料理酒)

50cc
(A)ごま油 大さじ2

作り方

  • 鶏もも肉は大きめの一口大に切る。砂肝は銀皮を取り除き、切れ込みを入れる。唐辛子は種を除き、生姜は千切りにする。
  • フライパンにごま油(分量外)をひき、香りが立つまで生姜と唐辛子を炒める。
  • 鶏もも肉と砂肝、(A)を加え、中火にして10分ほど煮る。
  • 程よく水分が飛んだら、仕上げに手でちぎったバジルを加え、全体をざっと混ぜ合わせて完成!

感想

ご飯のおかずとしても、お酒の相手としても、実に相性の良い一皿となりました。昨年作った大葉の三杯鶏も風味が良くて気に入っておりましたが、バジルで作りますとまた違った香りと味わいがございます。湯気とともにふわりと立ち上る香りに誘われ、ついつい箸が止まらなくなってしまいました。砂肝の食感もぴったりです。
それから食べながら、ふと考えたのです。この三杯鶏、そのまま炊き込みご飯にしてみても、さぞ美味しいのではないかと。いえ、きっと合うに違いありません。ただ、それはまた日を改め、楽しみの一つとして取っておくことにいたします。