
先日作った蛤のボンゴレビアンコ、あれだけでも十分に美味しい一皿でした。けれどどうやったらもっと蛤の美味しさをもっと引き立てられるだろうと追及してしまいます。
この日は真鯛を手に入れて、アクアパッツァ風のパスタに仕立ててみることにしました。(本当は自分で釣った魚で作るつもりだったのでしたが、釣ることができず。)
蛤と真鯛のアクアパッツァ風パスタ
材料(2名分)
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 蛤 | 6個 |
| 真鯛 | 1匹(小さめ) |
| ミニトマト | 6個 |
| にんにく | 2片 |
| オリーブオイル | 大さじ2 |
| パスタ(リングイネ) | 200g |
| アラ汁 | 250cc |
| 白ワイン | 100cc |
| 塩 | 適量 |
作り方
- まずは下ごしらえ。蛤は塩水で砂を吐かせ、殻同士をこすり合わせて洗う。真鯛は三枚におろし、骨を抜いておく。アラは霜降りにしてから煮出し、アラ汁をとる。ミニトマトは半分に切り、にんにくは包丁の腹で軽くつぶしておく。
- フライパンにオリーブオイル(分量外)を熱し、真鯛を皮目から焼く。皮がこんがりと香ばしくなったら裏返し、火が通ったところでいったん皿に取り出す。
- 続いてフライパンの余分な油をふき取り、改めてオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火で加熱する。にんにくの香りが立ってきたら、蛤とミニトマト、アラ汁、白ワインを加えて中火に。蛤の口が開いたら、こちらもいったん皿に取り出す。
- 別の鍋で、塩分濃度1%のお湯を沸かしパスタを茹る。
- 袋表記の時間より2分早く、パスタをフライパンへ。残りの時間は、フライパンの中で中火で煮込み魚介の出汁を吸わせる。
- 仕上げの1分前になったら、蛤と真鯛を戻し入れ、塩で味を整え、強火で加熱したら完成!

感想
口にした瞬間、思わず目を見張りました。前回のボンゴレビアンコの上品さとは打って変わり、口の中で旨味が爆発したかのような衝撃でした。これが“旨味の相乗効果”というものでしょうか。
前の料理も自信作でしたが、今回のものは格が違いました。蛤など滅多に口にしないのですが、「もうこれ以上の料理は作れないのでは」と思ってしまうほどの一皿でした。