諏訪部の採取記録~山菜・きのこ・釣り~

田舎で山菜やきのこを採ったり、釣りしてます。

魚介のラグーパスタ ver.1/令和7年6月8日

魚介のラグーパス

今年の山菜はひとまず終わりとなり、これからは海のものを追いかける時季となりました。今年はたくさんの山菜料理を食べることができ、とても満足いくものになりました。来年どんな料理を試そうか、そんなことを考えるだけでワクワクします。
さて、そんな折。この日はサーフで釣りをしていると、思いがけず、真鯛が掛かりました。人生で二度目となる真鯛。掛かった途端、勢いよく沖へと走る手応えに、これはいったい何者かと胸が高鳴りました。魚が近づくにつれて、立派な紅い魚体が見えます。真鯛です。その姿を見たとき、なるほど、こいつならあれだけ沖に走るなと、興奮しながらも納得しました。

さて、この真鯛。刺身やカルパッチョでいただくのも良いのですが、その日はどうにもパスタが食べたくて。ならばと、トマトベースのラグーに仕立てることにいたしました。ちなみに魚介のラグーパスタを作るのは初めてです。

魚介のラグーパスタ ver.1

材料(2人前)

材料 分量
真鯛 1匹
玉ねぎ 1/4個
にんにく 1片
アンチョビフィレ 4切れ
ケイパー 小さじ1
トマト缶(カット) 200g
パスタ(リングイネ 200g
バジル 5枚程度
適量

作り方

  • まずは下ごしらえから。
    真鯛は3枚におろし、身100gを一口大に切る。アラは熱湯でさっと霜降りにし、水とともに鍋で煮立て、十分に旨味が出るまで、およそ15分ほど煮出す。(これがアラ汁)
    玉ねぎとにんにくはみじん切り。アンチョビとケーパーも細かく刻んでおく。
  • フライパンにオリーブオイル(分量外)をひき、にんにくを弱火でじっくり熱し、香りが立ってきたところで玉ねぎを加える。中火にして炒め、玉ねぎが透き通ってきたら、アンチョビ、ケイパー、トマト缶を加える。トマトの水分が程よく飛ぶまで、じっくりと煮詰める。
  • パスタは塩分濃度1%のお湯で茹でる。袋表記の茹で時間(今回は10分)の半分ほどを鍋で、残りの時間はフライパンのソースとともに煮込む。
  • フライパンに真鯛の切り身とアラ汁150ccほど加え、パスタを投入。フライパンの中で残りの時間茹でたら仕上げに塩で味を整え、最後に手でちぎったバジルを散らし、軽く混ぜ合わせたら完成!

感想

初めて試したレシピでしたが、思いのほか上手くできました。アラから取った出汁のおかげか、魚の旨味がしっかりと染みたソースに仕上がりました。しかし同時に、改良の余地がまだありそうだなと感じました。唐辛子を加え、フライパンでの煮込み時間をやや短くすることで、お店のような本格的な味わいになるのではないかと感じました。
今回は「魚介のラグーパスタ ver.1」として記録しておき、次なる釣果があった折には、ぜひ再挑戦したいと思います。